切断により四肢の一部を欠損した場合に、元の手足の形態または機能を復元するために装着、使用する人工の手足」(JIS用語)のことをいいます。
腕(上肢)や脚(下肢)、を失った方が装着して、失われた外観や動きを取り戻すための器具機械であり、大きく分けて腕(上肢)を失った方が装着する「義手」と脚(下肢)を失った方が装着する「義足」に分けることができます。
▼義手について
▼義足について
「四肢・体幹の機能障害の軽減を目的として使用する補助器具」(JIS用語)のことをいいます。腕(上肢)や脚(下肢)、胴体(体幹)の働きや動きに障害のある方が装着して、患部の保護、回復の補助、変形の防止、運動の補助などを目的として使用します。
▼インソールの製作について
▼金属支柱付き短下肢装具の製作について
▼プラスチック製短下肢装具の製作について
参考までに、義肢装具が給付される制度についてまとめました。
この制度は2013年作成現在のものです。
▼給付手続きについて
医師の処方に基づいて、義肢装具の製作と適合を行う国家資格のある専門職です。
弊社は義肢装具士の要請に応じた部品材料の供給を業務としています。
病気や事故などにより障害を負った人に対して、医師の処方に基づき義手や義足、装具を製作し
適合を行う国家資格のある専門職です。
医師や理学療法士、作業療法士など関連する人たちと連携し情報交換しながら、患者様に合った
義肢装具を製作します。
義肢装具士になるには、厚生労働大臣指定の養成施設
(大学や専門学校)で3年以上必要な知識と技能を修得
しなければなりません。
その後、義肢装具士試験(国家試験)を受け、合格すると免許が与えられます。
資格取得後は、民間の義肢装具製作所や病院、リハビリ施設や義肢装具を扱う会社などで働きます。
弊社では、義肢装具士の要請に応じた部品材料の
供給を主な業務とし、現在3名の義肢装具士が
働いています。
靴や杖、車いすなどは福祉機器(用具)として広く使われています。これらの福祉機器(用具)は義肢装具との併用を行う事も多く、重要なアイテムといえます。
障害のある方に対し、より良い姿勢をとらせる事によって身体機能の補助、疾病や障害の進行を抑制するほか、日常生活の向上を目的とした福祉機器です。『障害のある方を寝たきりにしない』、『正しい姿勢で座っていただくことによって食事や排泄が改善する』、『じょくそうを予防する』等の用途で個々の利用者に合わせて提供されます。
義肢装具ではありませんが、座位保持装置についても義肢装具士がその適合技術を生かして係る事があります。