企業概要

社長挨拶

創業者の亀田慶治は、終戦の翌年、多くの傷ついた人々の身体と心の再出発を後押しようと、当社を設立し、義肢材料の供給を始めました。物資の不足していた当時は、質よりも材料を確保することが最大のテーマでした。

昭和30年代、後の2代目社長亀田守弘は、重く錆びやすく、形状にも問題のある鉄製部品を使用した義肢装具が障害者の方に更なる苦痛を与えている現実を目の当たりにしました。守弘は、軽金属メーカーに日参し、義肢装具の現状を訴えました。そして良質な義肢装具を全国に普及させることに貢献してほしいと説得し、ようやく、当時貴重であったアルミ合金製の材料の供給を得ることに成功したのです。
守弘は、障害者の方の負担を軽減し、扱いやすい義肢装具を提供するには、材料のみならず、使用する方の視点から考案した製品の供給が必要と考え、製品の開発と改良を重ねました。日本人にとって胡坐(あぐら)は日常的ですが、当時、胡坐をかける大腿義足はありませんでした。デザインや設計が欧米由来だったせいです。研究の結果、膝の部分が回転する仕組みを開発し、胡坐をかける大腿義足の製造に成功しました。
この大腿義足は、大きな反響を呼び、昭和56年に開催された国際セミナーに臨席された当時の美智子妃殿下より直々にお褒めのお言葉を賜りました。

その後、社員一丸、義肢装具を使用する方の需要に応え、よりよき製品を考案、製造すべく、日夜努力を重ねてまいりました。60年余に及ぶ努力の甲斐あって、当社の製造する義肢装具部品の優れたデザイン、抜群な技術、そして一貫した品質管理に対して、高い評価を得るに至っております。
義肢装具は、障害者の方のご事情毎に多種多様な需要があります。当社は、様々な需要に応えるため、自社製品に加え、他社製品についても業界随一の品揃えを誇っておりますが、当社は、単なる販売店ではありません。義肢装具部品の職人の目利きで商品を選定し、個々の具体的需要に沿った商品をご提案しております。

当社は、長年にわたり培ってきた義肢装具部品製造の技術と経験を深耕するとともに、全社員で製作者の視点を共有するため、販売部門等の社員を定期的に部品製作部門に派遣する取り組みを行っております。全社員が義肢装具部品づくりに関わることで、使用する方の真の需要を理解することができるとの考えからです。
当社は、創業の原点である、使用する方の需要にお応えした義肢装具部品を供給し、障害者の方のより豊かな生活に貢献するため、今後とも、全社員一丸、「誠意」をもってお客様と製品に接して参る所存です。

    
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